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東京家政大学(Tokyo Kasei University) https://www.tokyo-kasei.ac.jp/
1881年、渡辺辰五郎氏により「女性の自主・自立」を目指して開校した歴史ある女子大学。2009年度にはキャンパスを板橋校舎に一本化し、3学科を新設、2学科の名称を変更予定。現代社会が求める、総合力をもった女性の輩出に一層力を注ぐ。

親御さんにも学生にも強い安全志向

どの辺りに住む学生が多いのでしょうか?

本学は女性には花嫁修業以外は必要ないという風潮が強かった明治14年に創立されました。当時より、自立した女性を輩出することを目標に掲げており、その理念は今でも変わりません。

現在は、大学・短期大学部に約5,700名が在籍し、そのうち下宿生は3割ほど。出身地は北海道から沖縄までさまざまです。現在のキャンパスは、JR埼京線の十条が最寄り駅の板橋校舎と、西武池袋線の稲荷山公園が最寄り駅の狭山校舎の二つです。板橋校舎では家政学部一から四年生、文学部一年生、短大生と大学院生、狭山校舎では文学部の二から四年生と大学院生が、それぞれの校舎で学んでいます。

板橋校舎の学生が下宿しているのは、校舎より徒歩圏内、都営三田線新板橋周辺、東武東上線沿線や埼京線沿線が多いですね。

親御さんや学生は、どのような物件を好まれますか?

やはり女子大ですので、親御さんも学生も、安全面を重視する傾向が強いです。管理人が常駐し、2食付きということで、親御さんには板橋校舎のキャンパス内にある学寮が人気です。一時期は入寮希望者が減っていたのですが、経済情勢の変化もあってか、希望者は増加傾向にあります。寮の定員は180名余りで、希望すれば4年間いられます。毎年入寮者は60から70名入れ替わりますが、11月に推薦入試の合格者が決まると、たいてい満員になってしまいます。

昔から、親御さんは管理人が常駐する学寮や学生会館を希望し、学生は自由な下宿や学生マンションを希望するという傾向もありますね。寮に入れなかった学生は下宿を探すことになりますので、教務課・学務課での紹介に加え、ナジックさんをはじめ数社にお願いしています。教務課・学務課で紹介する物件は、近隣の大家さんに呼びかけ、登録を行っています。ただ、学生数の増加とニーズの多様化に伴い、物件の確保に苦労していました。

ナジックさんにお願いするようになったのは、ここ5年ほどです。学生に人気の、きれいでセキュリティーのしっかりしたマンションタイプの物件を用意してもらえるので助かっています。

親御さんも寮以外ならナジックさんのような物件を好まれますね。入学手続き書類の送付時に同封するナジックさんの冊子には、家賃や定期代、路線図と物件の分布などが記されており、上京前の部屋選びに使いやすいと好評です。

また、地方から上京される親御さんには不案内な土地ですが、専門業者のナジックさんなら、的確にご案内いただけるので助かっています。

下宿をしている学生の問題点などはありますか?

人間関係で悩んだり、不慣れな環境でホームシックになったりするようです。学生の心の問題に対応する専門セクションもあるので、そちらへの相談もすすめています。学生支援として学生生活に関するすべての悩みに対応できるようになっています。

また、本学にはクラス担任制度があります。クラス担任が、授業担当者から出席率が低いと聞けば指導したり、学生が悩んでいれば、生活上のことから進路のことまで相談にのったりします。一人の担任がいつも見ていることで、学生の変化にも気づきやすいですし、きめ細かなフォローを可能にしています。四月には新入生に1泊2日の「フレッシュマンセミナー」を実施し、クラス担任との親交を深めるようにしています。

もうひとつ、親御さんにご好評をいただいているのが、5年ほど前から実施している「地区懇談会」です。年1回、全国約8か所で、学生の学業や生活について説明し、相談を受けるというものです。学生の時間割や成績表を持参するため、授業がどれだけ入っているのか、しっかり勉強しているかがわかると喜ばれています。やはり、親御さんからは、大切な娘さんを預かっているわけですから、入学した学生のケアはきちんとしていきたいですね。

ワンキャンパスでより一貫した実践教育を実現

御校のこれからの展望をお聞かせください。

2009年度から、全学生が板橋校舎で学ぶことになり、児童教育学科、心理カウンセリング学科、教育福祉学科の三学科が誕生します。キャンパスが一つになれば、より一貫した教育を行えますし、学生も学科を超えた勉強ができる利点があります。

本学が育成したいのは、「実践力を持った人材」。板橋校舎内には、附属の幼稚園・中学校・高等学校があり、ないのは小学校くらい。「実践教育」に大きな利点があるこの環境を、全学生が享受できることにもなります。

今後、ナジックに期待することはありますか?

板橋校舎で学ぶ学生数が増えることで、物件は確実に不足します。十条駅から徒歩圏内の物件を希望する学生の中には、定期代を家賃に上乗せして、少し高級感のある物件を探すパターンも増えるでしょうし、1時間以内で通学できる物件の需要も増加すると予想されます。ニーズ、エリアともに拡大する来年に向けて、女子学生が安心して住める物件をひとつでも多くご紹介いただきたいですね。

株式会社学生情報センター
ナジック学生情報センターグループは、学生マンションや学校直営寮の管理・運営、アルバイト・インターンシップのサポート、そして学生イベントの支援を積極的に展開し、次代を担う学生を応援する「教育環境創造企業」の実現を目指します。

※ナジック学生マンション(749.jp)
本記事は(株)学生情報センターが2009年3月に発行予定の「学生下宿事情2009」より抜粋したものです。
※取材時期・内容は2008年度現在となります。