ニーズ、お部屋探しの方法などをナジックの取組みとともに紹介しております。
ナジック学生情報センターグループは、学生マンションや学校直営寮の管理・運営、アルバイト・インターンシップのサポート、そして学生支援を積極的に
展開し、次代を担う学生を応援する「教育環境創造企業」の実現を目指します。
近畿圏に集中していますが、その中でも自宅からの通学が難しい学生や課外活動に積極的に参加している学生が下宿しています。
現在、学部生と大学院生とを合わせた学生総数6,454名のうち、下宿しているのは2,330名、約37%です。もちろん中四国や東海、北陸といった地方から来られた学生さんも下宿されています。
昔ながらの下宿というよりは、ある一定の設備を整えた、質の高いマンションが主流になっています。バス・トイレが独立しているセパレートが一つの基準になっている気がします。皆さん条件として挙げられますから。
親御さんも設備やセキュリティを重視して選ばれていると思います。今という社会や環境も考えて、安全で安心できる住居を望まれるわけです。
低額の物件は、家主さんが高齢化して辞めてしまうといった理由で少なくなってきているようですが、改装してフラットシェアされるところもあります。
大学指定の業者さん4社を通じ、比較的低額で大学の設けた基準をクリアした物件や、本学の学生のみ入居可能な大学指定マンションを紹介しています。例えば、ナジックさんには、指定マンション3棟92室の紹介・管理をお願いしています。
大学指定マンションは毎年早い時期に満室になるんですよ。大学から近く、設備も整っていて、学生にとって言うことなしの物件なんでしょう。大学名が付いているので、地方から来られる方や、親御さんの安心感も大きいと思います。学生課としても、直接学生と接客する指定業者さんから話を聞き、その情報を後々に活かせるメリットがあります。
一昨年からお部屋探し相談会を始めました。入試の合格発表の後、合格者に送る書類に部屋探し相談会の案内を入れています。
合格発表の後に、大学が提携している4業者さんに学内に集まってもらい、一室でまとめて下宿が探せるような体制を組んでいるのです。親御さんも大学をご覧になれて、また大学を出発点に物件まで歩けば交通の便を確認することもできるので、安心してお選びいただけていると思います。
2008年は、住宅フェアのような感じで下宿の写真をパネルで見ていただこうと計画しています。今度入学される方に、「よりわかりやすく紹介できれば」という初めての試みです。
どんな物件があるのかを見て、気になるものがあれば、業者さんがいる相談ブースで入居に関してお話ししていただく。その場でどんどん話が進められるのではないかと考えています。
ナジックさんの大学指定マンションの場合、春にウエルカムパーティーが開催されますよね。私も参加させていただきましたが、これは指定マンションの入居者同士がコミュニケーションを図れる絶好の場となっています。
同じような不安を持ちながら新生活を始める京都の学生が集うパーティーで、しかも佛大生の新入生同士でテーブルを囲むので、話も弾むし仲良くなれる。とても心強いと思いますよ。
一般の住まいでは隣の人が何をしているか分からないことも多いなか、指定マンションでの入居者は佛大生のみ。
しかも交流の場もあってお互い知り合えば安心ですよね。他のマンションではこういう機会はあまりないのではないでしょうか。
24時間体制で医療相談やメンタル面の相談を受けていますよね。学生課でも同じように相談に乗っていますが、時間は限られてしまいます。本学では学生の精神面のサポートを強化していきたいと考えているので、指定マンションなどの提携に加えて、そういったサポートの部分でも連携していけたらいいなと思います。
例えば休学している学生の場合、経済的な面のほか、精神的なことが理由になっているケースがあります。そこで本学では学生生活に関するサポートの充実を図り、大学と学生のつながりを深めていこうという構想を練っています。その一つが来年度から実施する予定の、ネット上の共同体「縁(えにし)コミュニティ」です。
適度な距離感を保った人と人とのつながりで、悩んでいる学生を支援し、入学者が全員卒業できる大学にしたいと考えています。安全・安心な住居はもちろん、生活周辺のこと、心のサポートも含めたサービスをどんどん充実させていきますから、受験される方は安心して試験に臨み、入学していただきたいですね。