ニーズ、お部屋探しの方法などをナジックの取組みとともに紹介しております。
ナジック学生情報センターグループは、学生マンションや学校直営寮の管理・運営、アルバイト・インターンシップのサポート、そして学生支援を積極的に
展開し、次代を担う学生を応援する「教育環境創造企業」の実現を目指します。
本学は、現在2,400名の学生が在籍しており、そのうち約二割の学生が、寮又は下宿先のマンションから通っています。寮は、阪急神戸線の六甲駅から徒歩3分の六甲寮と、徒歩10分の六甲西寮の2つがあり、それぞれ50名の学生たちが、入居しています。どちらの寮もワンルームタイプの一人部屋でセパレートになっており、部屋には冷暖房機や冷凍冷蔵庫、全自動洗濯機、ベッド、デスクが完備されています。セキュリティーも万全で、寮監も交代で常駐していますので、特に親御さんには人気があります。一人暮らしの女子学生が安心して暮らせる寮ですので、大学でも積極的に入居をすすめています。ただし、先着順になっていますが。
寮を希望して入れなかった学生や、下宿を希望する学生に対しては、これまでの先輩たちがお世話になってきた家主さんや、古くからおつきあいのある40から50ほどの業者さんから、環境のいい女性専用マンション・下宿を提供してもらっています。
寮生には、入学式の終了後、親御さんと一緒に参加できる懇親会を大学の食堂で開いています。他府県から来る学生にとっては、初めての土地で、初めての一人暮らしをするわけですから、いろいろな不安がつきものです。懇親会では、軽く食事をしながら、寮生同士が知り合うキッカケをつくっています。新入生は大学に少し慣れた5月頃、体調を崩しやすくなります。保健室に勤務する看護師はこのときを見据え、4月の健康診断のとき、ひとり一人に声をかけるようにしています。これが功を奏してか、新入生たちは心あるいは体の問題を抱えたとき気軽に保健室へ入ることができるようです。心に悩みを抱える学生たちには、臨床心理士がいる学生相談室の扉が開かれています。本学はキリスト教主義の大学なので宗教センターを設置していますが、ここのスタッフも学生の面倒をよく見てくれます。宗教的なセレモニーや奉仕活動を通して元気を取り戻す学生も、たくさんいるのですよ。
そして、これはすべての在学生を対象にしていることですが、友だちづくりのキッカケにと、今年4月から松蔭GPの1つである地方ネットワーク in Shoinという横断的なプロジェクトを開始しました。GPとはグッド・プラクティスの略で、文部科学省が大学の教育改革への取組から、他大学の模範となる優れた活動を支援するものです。松蔭GPとはその学内版です。「地方ネットワーク in Shoin」の活動はまだ始まったばかりですが、これまで参加した学生たちの評判はいいですよ。例えば4月は、他府県から来た学生たちと教職員とで、神戸散策を楽しみました。参加した学生にとって神戸の街はとても刺激的だったようで、仲間づくりもスムーズにできました。5月には、スカイマークスタジアムで阪神対オリックスの野球観戦に行ったり、6月には大学内で料理教室をしたりしましたが、毎回評判がいいので、これからは、留学生などにも積極的に声をかけて、交流を深めていきたいと考えています。
ナジックさんについては、まだまだ教えていただかないとわからないことが多いのが実情です。ただ、本学の方針に基づいてやっていただけるのなら、アウトソーシングも検討の余地はあるのではと私は思います。ただ、その中でポイントとなるのが信頼関係です。本学にも既に、外部の業者さんがさまざまな形でかかわってきていますが、それも信頼関係があってこそのおつきあいです。学生ひとり一人の命と未来を預かる大学ですので、私たちと同様に、学生のことを親身になって考えてもらうことが大前提になってきます。
最新情報としては3つあります。まず1つ目は、常に高い実績をあげてきた就職支援の取組が、さらに充実するということです。新たに立ち上げたキャリア教育センターは、キャリアサポートセンターと常に連携して、キャリア教育の充実を目指しています。カリキュラムや授業時間割に関する編成を担当し、学科への科目の提案もします。またキャリア教育の各科目を通じて、企業や家庭で活躍できる自立した女性の教育をめざしています。2つ目は、個性的な教員が就任したことです。2008年4月に開設した新学科「ファッション・ハウジングデザイン学科」に、客員教授としてファッションデザイナーのコシノヒロコ先生とコシノミチコ先生を、総合文芸学科教授として元NHKアナウンサーの佐藤誠先生を迎えました。そして3つ目は、今年度4月開設した「子ども発達学科」で、これまでの小学校教諭や幼稚園教諭一種免許状に加え、2009年4月から保育士資格も取得できるようになります。以上が最新の情報です。
本学には、神戸の街や海が一望できる素晴らしい環境があります。校門をくぐれば、学生や卒業生からも愛され続ける、松蔭のシンボルのチャペルが温かく出迎えてくれます。
私(和田氏)も実は、地方から来た人間で、毎年新しく入ってくる寮生や下宿生を見ると、不安に感じていたころのことを思い出します。家に帰っても話す人がいないというのは、大人でも心細いものです。でも、この街は、東京や大阪ほどの大都会でなく、地域の人たちや近隣の大学生ともすぐに親しくなれる、ちょうどいいサイズの街だと思います。本学では、そんな魅力溢れる神戸をキャンパスに、自由にのびのびと、目標に向かって頑張りたいという学生を、これからもトータルにサポートします。