ニーズ、お部屋探しの方法などをナジックの取組みとともに紹介しております。
ナジック学生情報センターグループは、学生マンションや学校直営寮の管理・運営、アルバイト・インターンシップのサポート、そして学生支援を積極的に
展開し、次代を担う学生を応援する「教育環境創造企業」の実現を目指します。
千葉大学は西千葉、亥鼻、松戸の3カ所にキャンパスを持ち、大学院生を合わせておよそ11,000名の学生が在籍しています。男女比は男性が6割、女性が4割。出身地は関東地方が多く、千葉・東京・横浜の都県出身者で4割5分を占めています。一部の学生を対象に実施したアンケートによると、自宅通学生は4割、下宿生は6割に上ります。
私ども学生部では、下宿を希望する学生に対して学生寮をご案内しています。私どもが管理する学生寮は、稲毛にある無名寮・稲毛寮・陸寮の3つと、亥鼻にある雄翔寮・さつき寮の2つを合わせて全部で5つあり、このうち無名・稲毛・雄翔寮が男性専用、陸・さつき寮が女性専用になります。また、さつき寮は医学・薬学・看護学部の女子学生、雄翔寮は医学部の男子学生を対象とするなど学部が限定されています。
さつき寮は各部屋にユニットバスを備える個室ということもあって、入居率は9割を越え、ほとんど空きのない状況です。一方、さつき寮以外の4つの寮では、収容率が平均して7割に満たない状況が続いています。なかでも雄翔寮は4割と特に低く、それというのも医学部に通う学生はその親御さんも医者であったりと、割と裕福な家庭で育った学生が多く、一般マンションやアパートを利用する傾向にあるからです。
これらの寮が建てられたのは、もっとも古いもので昭和40年、いちばん新しくても昭和54年と30年も前になり、どの寮も著しく老朽化が進んでいます。内部の設備も二人一部屋だったり、風呂場なしのシャワーだったり、今の学生がひとり暮らしに求める条件とはおよそかけ離れているのは否めません。
しかし一方で、月々の生活費が安く済むという周知の利点もあります。稲毛・陸寮の毎月の寮費はいずれも700円で、共益費と光熱費を入れても月々6,000円足らず。入寮の理由でも、やはりいちばん多いのが経済的な理由です。ほかに「通学時間が短くなるから」「友人がほしいから」といった声があがっています。
下宿住居の形態としてはバス・トイレ付きのマンション・アパートがいちばん多く、次いで学生寮、千葉大以外の学生寮、賄い付きの貸間と続きます。多くの学生が自転車で通える範囲内に下宿を構え、ここ西千葉キャンパスには隣駅の稲毛周辺からでも自転車で通ってくるようです。どうやら広大なキャンパスを行き来するのにも自転車が便利なようですね。
物件の入居率では40,000から45,000円代がもっとも多く、平均して80,000円代の都内と比較すると2倍近い差があります。部屋の広さは6から8畳が一般的です。
先述のアンケートで「学生寮への入寮を希望するか否か」という質問に対し、希望しないと答えた人の理由として「集団生活がわずらわしい」「個室ではない」という回答が多数寄せられました。
私どもとしてはもちろん、個室タイプの新たな学生寮を建設したいと考えています。ですがその前に、まずはできることから取り組んでいこうと、昨年は無名寮の5部屋にユニットバスを備え付け、大学院生専用の個室として使ってもらえるよう整備しました。どの寮でも近年は空き部屋があるので大学院生にもご利用いただいてますが、いずれの施設も基本的には学部生を対象としています。ですので、大学院生が入寮可能な施設を整備することも課題のひとつです。また、週に2、3回行われる寮の清掃についても、回数を増やすなど改善の余地があるでしょう。
新たな寮の建設においては、今の時代のニーズに対応して完全個室とし、700円という価格はむずかしいとしても学生に負担のかからない程度の寮費におさえられれば、もっと多くの学生に利用してもらえるものと期待しています。今のところ、日本人学生と留学生が利用できる寮は完全に分かれていますが、国際交流という観点からも両者が分け隔てなく利用できて、コミュニケーションをはかれる混住タイプを視野に入れています。
学生のみなさまには、快適に大学生活を過ごしていただきたい。そのために教職員一堂よりよいサービスを提供し、至らぬ点は改善に努めていきます。このとおり緑の多いキャンパスで、駅から近いのも魅力のひとつです。ぜひとも千葉大学にいらしてください。
私どもの学生に対し、ナジックさんには学生マンションをご提供いただいており、毎年40名前後の本学生がナジックさんの学生マンションを利用していると聞いています。
千葉大において、一般マンションやアパートなどの斡旋は千葉大学生活協同組合が窓口となって行っています。同ホームページでは各種マンション・アパートを検索できて、ナジックさんの学生マンションもこちらに登録されています。
今後も、ナジックさんのように24時間サポート体制で学生が安心して一人暮らしのできる、学生マンションが増えていくといいですね。