ニーズ、お部屋探しの方法などをナジックの取組みとともに紹介しております。
ナジック学生情報センターグループは、学生マンションや学校直営寮の管理・運営、アルバイト・インターンシップのサポート、そして学生支援を積極的に
展開し、次代を担う学生を応援する「教育環境創造企業」の実現を目指します。
前身となる大阪鉄道学校の創立から80周年を迎えるということで、2008年11月に記念式典を開きます。それに伴ってさまざまな事業も展開しているのですが、特に大きなものとして、4月から開設したスポーツ健康学科があります。またスポーツ健康学科の学科棟も年内に完成する予定ですし、他大学にはない設備を備えた「自動車整備センター」の建設も進んでいます。
学生総数は1万名強、そのうち1,000名が留学生ですので、割合の高さでは国内第四位に入ります。当然、留学生が住むための下宿も必要ですし、スポーツ健康学科ができたことで下宿生の数は年々増えています。現在はおよそ3,000名弱の学生が下宿生活を送っています。
日本人学生は関西出身が7割を占めていますが、大阪府内でも下宿を希望する学生はいます。通学時間が1時間半を超えると自宅通学か下宿かで考えるようですよ。
学生は新しくてきれいなマンション、インターネット環境が整っているなど機能的にも充実したところを望みます。一方、親御さんのほうは食事面とセキュリティーを含めた管理面を求められる傾向です。ただし実際に選ばれる物件は、親御さんの希望より学生の希望が反映されているんじゃないかと思います。そうしたニーズに対して、学生生活課ではさまざまなタイプのマンションやアパートを紹介しています。オープンキャンパスなどで下宿紹介のブースを出すのはもちろん、合格者には各物件のワンポイントコメントを載せた冊子を発送しています。不動産業者とは提携していませんので、掲載している下宿は家主さんの物件です。気に入った物件があったら、直接家主さんと契約していただく流れになっています。
こうした昔ながらの下宿紹介を改善していかなければいけないと考えています。また大学直営の学生寮や下宿の運営も大きな課題となってくるでしょう。
少子化を背景に大学間の競争が激しくなっている昨今、下宿サービスや学生生活を充実させることで、大阪産業大学に、さらには大阪にもっと目を向けてもらいたいと考えています。
現在、ナジックさんに下宿紹介業務をアウトソーシングすることを検討中です。ナジックさんは本学より学生数の多い大学でも下宿紹介アウトソーシングの実績がありますし、関西の大学とも数多く提携されていますから信頼性が高いですね。将来的には学生・家主さん・大学の三者が幸せで安心できるようなサービスをご提供いただければと期待しています。
どれくらい先になるかわかりませんが、学生部としては近隣の家主さんと少しずつ話し合いを進めながら、できるだけ早い時期にお願いしたいと思っています。
ナジックさんにお願いして、学生アルバイト情報ネットワーク「アイネス」をこの七月から導入しました。以前は掲示板で告知するアナログな方法をとっていましたが、今はウェブ上で閲覧できますから、学生にとってはずいぶん便利になったと思います。
また五月には「食育」をテーマに「朝食たべようキャンペーン」を打ち出しました。朝食を食べない学生が増えているので、この活動によって学生たちに朝食の習慣がつけばいいなと思っています。
あとは年に二回「メイクアップ講座」を開いています。就職活動のためというより、メイクできれいになって自信をつけてもらいたいという趣旨ですが、学生にもすごく人気がありますよ。
現在、30テーマの「OSUプロジェクト共育」を展開しています。これは企画から運営、協力企業とのやりとりまですべて学生が主体。例えば乾電池を動力に世界最速で走る車づくりを目指す「超軽量ビークルプロジェクト」や、菜種油からバイオ燃料を作り出す「菜の花プロジェクト」など、やる気があれば誰でも参加可能です。通常は「教える、育てる」と書いて「教育」ですが、本学の場合は「共に育む」と書いて「共育」。学生が中心となり、教員・職員がサポートしながら、一緒に人間力を育んでいきましょうというコンセプトです。さらに体育会・文化会含めて、クラブに所属している学生が多いことも自慢の一つです。進学希望者にもこうした本学の活気を大いに体感してもらいたいですね。