ニーズ、お部屋探しの方法などをナジックの取組みとともに紹介しております。
ナジック学生情報センターグループは、学生マンションや学校直営寮の管理・運営、アルバイト・インターンシップのサポート、そして学生支援を積極的に
展開し、次代を担う学生を応援する「教育環境創造企業」の実現を目指します。
本学には、大学院生を合わせて約6000名の学生が在籍しています。愛知県豊田市にある八草キャンパスをメインに、名古屋市内の本山キャンパスは経営情報科学研究科大学院生の拠点として利用されています。工学系を主とした大学ということで、昔から男子学生の割合が多いが、女子学生も2割近く在学しています。学生は日本全国からやって来ますが、都道府県でいうと三重・愛知・岐阜・静岡の東海4県で9割を占めています。ひとり暮らしをする学生は2割強で、工学系ならではの特徴として、学年が上がるほど研究などで帰宅が遅くなり、4年生からひとり暮らしをする学生もいます。
キャンパス内の南の高台に「八千草寮」という学部男子新入生のみを対象とした寮があります。定員は88名で、遠方からの学生が優先的に入寮を許可されます。
入寮期間を1年としているのは、土地勘がない遠方からの新入生が入学してから2年生になるまでに周辺環境を把握していただくことを目的としており、その間に自分の生活スタイルに合った下宿先などを見つけてもらえればと考えています。
トイレと風呂が共同のいわゆる下宿も少しはありますが、希望者は年々減ってきています。今は、大半の学生がワンルームタイプのアパートやマンションを選びます。部屋の広さは7畳前後が平均的です。女子学生には、ナジックさんの学生マンションのようなオートロックの物件が人気ですね。
エリアとしては、名古屋市中心部、藤が丘周辺、長久手町周辺、瀬戸市、豊田市などに分かれます。この中では瀬戸市が6割と突出して多く、次いで名古屋市、豊田市と続きます。学生にとって物件が多いことや、自転車や原付・バイクなどで通学できるということが、瀬戸市に学生が多く下宿している理由ではないでしょうか。長久手町にも物件は多いのですが、周辺に大学が集まっているので競合してしまうことや、通学の際に公共交通機関として東部丘陵線(リニモ)を利用しなければならないという点が影響しているようです。
家賃の相場は4万から5万円台。名古屋市内の中心部に近ければ近いほど家賃が高くなるのは、言うまでもありません。
学生課では、周辺のアパートやマンションなどの情報を集めた紹介ファイルを用意し、学生たちが自由に閲覧できるようになっています。この中にある物件は、周辺の家主さんから直接大学に登録してもらい、礼金などを通常よりおさえていただいています。大学の斡旋ではないので、学生たちには、気に入った物件があれば直接大家さんに連絡をとってもらっています。しかし、それらだけでは学生の求めるニーズに応じ切れないことと、数自体も年々減ってきているので、ナジックさんともう1社にご協力いただいているのが現状です。それによって紹介できる物件は増えましたが、果たして今の数でいいのかというのは検討課題としてあります。量よりも質を求めるならば、もっと多くの中から選べるシステムが必要となってくるでしょう。
われわれとしては、これまで同様、ナジックさんとの関係も大切にしたい。その一方で、幅広い選択肢を用意して、学生の要望にも応えていきたい。そのためには何らかの策を講じなければならないと考えています。
これからも学生たちの下宿動向や利用状況について、より細かくご報告いただけると助かります。
ナジックさんは自社物件を多く持っていらっしゃいますが、なるべく安い物件を、特に八草キャンパスの周辺にもっと増やしていただけるとありがたいです。また、2010年に開校する新キャンパス周辺にもお願いしたいと思います。地下鉄名城線自由ケ丘駅そばに建てられるこのキャンパスは、経営学部経営学科の2専攻、約600名の学生を予定しています。都心部ゆえ界隈は家賃が高いですから、大学としてもよりよい物件がほしいところです。
本学のある一帯にはメーカー系企業が多く、本学の卒業生たちも多数活躍しています。社会に貢献する学生をひとりでも多く輩出できるよう、われわれとしては、学生たちが勉強に取り組みやすい環境づくりを整えていきます。