ニーズ、お部屋探しの方法などをナジックの取組みとともに紹介しております。
ナジック学生情報センターグループは、学生マンションや学校直営寮の管理・運営、アルバイト・インターンシップのサポート、そして学生支援を積極的に
展開し、次代を担う学生を応援する「教育環境創造企業」の実現を目指します。
2007年7月現在で20,957名の学生が在籍しています。そのうち男子が66%、女子が34%です。以前は「福大」というと男子学生が圧倒的に多いイメージでしたが、近年は女子学生も増えてキャンパス内が華やかになってきました。
下宿生は約9,500名いますから、半分近い割合ですね。
九州各地はもとより中国地方、四国地方、スポーツ科学部では関東地方や関西地方などからも学生が集まっています。
本学では大学が運営する直営寮と、大学周辺の民間経営下宿のうち大学の教育方針を理解し、学業に専念できる生活環境を維持している寮を選定し、指定した指定寮を用意しています。これらの寮は希望者が全員入れないほど人気が高いんですが、最近はアパートやマンションに入りたいという学生も増えてきました。
昔と違って今は24時間オープンのコンビニなどがあちこちにありますよね。自炊できない学生も食事に困ることがなくなって、一人暮らしという形態が増えてきたのかもしれません。
ただ寮の場合はなるべく安い価格でバランスのとれた食事を提供していますから、栄養面では断然優れていると思います。
大学が毎年行っている相談会やオープンキャンパスで必ず聞かれるのは「寮がありますか?」という質問なんです。親御さんにしてみれば寮のほうがアパートやマンションよりも経済的だし、何より安心感があるのでしょう。大学としても寮は学生サービスの一つですから、安全・安心な寮の提供が使命だと思っています。とくに本学の場合は半数弱が下宿生なので、なおさら住居の確保に力を注がないといけないですよね。
2006年9月からナジックさんに下宿紹介を委託しました。学内で下宿紹介をしてもらえれば学生も便利だし、親御さんもより安心感があるということで、キャンパス内に店舗を設けたんです。もし何かトラブルが発生しても学内ならすぐに対応できますしね。
現在は大学の直営寮と指定寮に関しては学生課が紹介業務や選考を行い、それ以外のアパート・マンションについてはナジックさんに全面的にお任せしています。
他大学での実績があるというのが大きいですね。寮の建て替えを検討していたときに、あちこちの大学で寮の視察を行ったんです。そこでナジックさんの情報もいろいろ聞いて魅力を感じ、まずはアルバイト紹介を委託することにしました。
混乱もトラブルもなくスムーズに下宿紹介を行っています。提携1年目にしては上出来です。やはり「餅は餅屋」で専門家にお任せするのがいいんでしょうね。学生や親御さんも素人の私たちより、学生専門の不動産業者に紹介してもらったほうが安心だと思います。学生課のほうでも、新しい不動産業者や物件情報のデータ入力といった業務が大幅に省けました。忙しいときは3から4名の職員が下宿紹介にあたっていたのが、今は2名ですから、ずいぶん助かっています。
学生寮については、生活基盤を共にして集団生活を送ることによって、寮生とのふれあいの中で学生達が成長できる教育的効果が期待できます。そのため、適切に整備していくことが望まれており、今後も寮の建て替えやアウトソーシングについても検討していく方針です。なお、ナジックさんからいただいた資料で、下宿生の平均家賃が4万円弱というデータがあります。下宿生の約半分は奨学金を受けていますが、奨学金の平均受給額が6万5000円です。そこから4万円くらいの家賃を払い、残りを食費に使うと、足らない部分が親からの仕送りという形になります。こうした経済的なデータをみると、食事付きの寮はまだまだ必要不可欠なんじゃないかと思います。
福岡大学には給費奨学金の制度があり、受給者数を各学部あたり10名程度に拡大しました。「福大で学びたい」という意欲のある学生さんはぜひこの奨学金制度を活用して、学生生活を有意義に過ごしてください。2009年に大学創立75周年を迎えるにあたって学内の環境も整えているところですから、きっと満足のいくキャンパスライフが送れると思います。