学生の下宿事情は「学生下宿事情」

学生マンションのナジック
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学生下宿事情 > 神戸女子大学 学生下宿事情
神戸女子大学(Kobe Women's University) https://www.yg.kobe-wu.ac.jp/wu/
運営母体は1940年に創立した行吉学園で1950年短大を、1966年に大学を開設。「自立心・対話力・創造性」を培うことを目標に自立心に富み、対話力と創造性に優れ、人類社会の発展に貢献する女性の育成を目指す。1992年ポートアイランドキャンパス新設。

40から50%は、寮または下宿生

まず、下宿生の割合を教えてください。

本学は、付属の中学・高校を持たない阪神間でも数少ない学校です。そのため、中国、四国、近畿だけでなく、北陸や沖縄など県外出身の学生が多く、毎年入学者の40から50%が寮又は下宿(マンション)を利用します。

学寮について教えてください。

須磨キャンパスの近くに、行幸寮・天神寮という2つの学寮があります。現在は、行幸寮は建て替え工事中のため、天神寮のみの入居となっており、今年も80人余りの学生が入居しました。行幸寮は平成21年4月にオープンする学寮でマンションタイプとなっており、食事はついておりません。天神寮は、食事のついた学寮で、複数の寮監と寮生活を経験した二回生の自治会役員が、新入生の相談役となって共に生活しています。規律ある共同生活を送るために、寮則や当番制があり、学科や学部を越えたたくさんの仲間が過ごしています。また、中国・華南師範大学より毎年2名の留学生が入寮し、異文化交流の場としてもにぎわいます。寮の規則はとても厳しく、門限は8時半ということで敬遠する学生もいますが、寮監の目が行き届く安心・安全な住まいの確保と、同じ世代の仲間との共同生活に魅力を感じる学生が入寮しています。

7つの基準をクリアした物件が「推薦下宿」に

寮以外の下宿に推薦下宿と一般下宿があるようですが、どんな基準があるのですか。

本学では県外の出身者も多いことから、下宿を希望する学生のために、女性専用はもちろんのこと、防犯面や設備面でも安心できる物件を紹介しています。大学が推薦する下宿に関しては、次の7つの基準を設定し、クリアした住居のみを「推薦下宿」として紹介しています。
1. 女子専用であること。
2. 防犯カメラ、オートロックなど防犯設備が整っている、又は家主が同居し、心配のない体制が整っていること。
3. エアコン、ユニット設備(キッチン・バス・トイレ)が整っていること。
4. 周辺に望ましくない遊興施設がなく、近隣の環境がよいこと。
5. 学校までの交通アクセスがよいこと。
6. 最寄り駅までの通行に不安がないこと。
7. 入居時の仲介手数料及び卒業時までの契約更新料をとらないこと。

ただ、この要件を満たしていない「一般下宿」に関しても、推薦に値する物件であると判断したものは学生に情報提供しています。ナジックさんにご紹介いただいている三宮、須磨周辺の物件がこれに当たります。

最近の学生のニーズはいかがでしょうか。

学生に人気があるのは、6帖から7帖くらいの広さのワンルームで、バスとトイレが別々のセパレートタイプです。また、親御さんは、安全な地域であることや、防犯面には特に気を使っていらっしゃいます。価格帯は、三宮エリアで5万円台、須磨エリアで、4万円台の物件が人気ですね。

本学では毎年2回、「下宿提供者のつどい」を開催しており、大学側と下宿提供者それぞれの立場から意見交換を行っています。前年度の反省や、次年度に向けての要望や希望について話し合うのですが、例えば最近の学生ニーズに対応し、ユニットからセパレートへの改装や、学生に門限をつくるといった下宿ルール、またインターネットができる環境を設けるというようなことを検討してもらえるよう促しています。また、学校や駅に近いこととか、アットホームな雰囲気であるとか、下宿の特徴をはっきりと示していただき、下宿選びに役立つ情報を提供していただくようお願いしています。地方から来られる学生には基本データだけでは、なかなか決めにくい実情もありますからね。

具体的には、どのように住宅情報の提供をしていますか。

まず、合格者に「合格者のしおり」を送り、本学の下宿紹介制度をお知らせします。下宿を希望される場合は、個別にパスワードを提供して、ネット上で検索できるようにしています。遠方から説明会に訪れて、即決するというのはなかなか難しいことですからね。ネット上で条件に見合った物件があればその番号を知らせてもらい、さらに詳細を記載した台帳の写しを送っています。後は契約者本人と、家主との間で、直接下見に行ったり、契約書を交わしてもらったりしています。

入居後、学生と家主との仲裁に入ることはありますか。

大学側はあくまでも、よりよい下宿を見極めて紹介するのが仕事ですが、まれに契約した後、学生からアドバイスを求められたりすることがあります。例えば、「留学した際の家賃はどうなるの。」とか、「一身上の都合により解約したい。」などのケースが今までありましたが、そんな場合は、宅地建物取引主任者としての資格を生かして、学生が不利にならないように仲裁に入ります。基本的に契約は、学生の保護者と家主間でなされることですので、仲裁に入ることはありませんよ。

「住まい」は充実した学生生活の要

ナジックの物件に関して、学生からの要望など聞くことはありますか。

ナジックさんの物件は、セキュリティー面がとても充実しており、また新しい物件が多いので、学生たちにも人気があります。これからも本学の基準を満たした、よりよい下宿先をどんどん紹介していただけるとありがたいです。

充実した学生生活の要となるのはやはり「住まい」です。安心・安全・快適な住まいを提供することは、本学の大きな使命であると考えていますので、少しでも多くの推薦物件を学生たちに紹介できるよう努力していきたいと考えています。

株式会社学生情報センター
ナジック学生情報センターグループは、学生マンションや学校直営寮の管理・運営、アルバイト・インターンシップのサポート、そして学生イベントの支援を積極的に展開し、次代を担う学生を応援する「教育環境創造企業」の実現を目指します。

※ナジック学生マンション(749.jp)
本記事は(株)学生情報センターが2009年3月に発行予定の「学生下宿事情2009」より抜粋したものです。
※取材時期・内容は2008年度現在となります。