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千葉工業大学(Chiba Institute of Technology) https://www.it-chiba.ac.jp/
1942年に旧制大学「興亜工業大学」として発足。現存する国内の私立工業系単科大学としては、創立66年と最も長い歴史を誇る。2009年4月には、社会システム科学部、金融・経営リスク科学科が誕生し、3学部・11学科体制となる。

千葉の2キャンパスで1万人弱が学ぶ

学生数・下宿している学生の割合を教えてください。

本学は、幕張メッセに隣接している芝園校舎で学ぶ一・二年生と、津田沼校舎で学ぶ三・四年生、大学院生に分かれており、学生数は合わせて約9800名です。

そのうち下宿をしている学生の割合は3割程度でしょうか。以前は地方からの学生が7割近くを占めていましたが、最近では地方に工業系の大学が設置された事や地方での入試も各大学が実施するようになり、現在は逆転しています。

創立当時は「全人教育」をモットーに、全寮制の大学でした。現在も、定員300名の「千種寮」があります。寮生活も教育の一環としていますので、2人部屋で、寮生活特有の規則もあります。

食生活を心配される親御さんもたくさんいらっしゃるので、2食付きである「千種寮」を希望する方も多いですね。毎年150から180名ほどが入寮し、学年が上がるにつれて他に住まいを求め退寮してしまうため、在寮生が減っていく傾向にあります。

寮生以外の下宿生はどのあたりに住んでいるのですか?

芝園校舎に通う学生は、キャンパスの周辺が工業地帯で適当な物件が少ないこともあり、電車で通うことを視野に入れてちょうど津田沼との中間に位置する西船橋付近で探すこともあります。またはバイクや自転車で通える範囲で探す学生も多いですね。一方の津田沼校舎では、四年生になり卒論で忙しくなることを考えて、津田沼付近に住む学生がぐっと増えます。

ナジックさんの管理されている学生マンションは、オートロック付でセキュリティーがしっかりしている点で人気があります。近年増加傾向にある女子学生にも安全・安心ですよね。

学生への下宿の斡旋はどのように行っていますか?

12年前から、「株式会社シー・アイ・ティーサービス」という収益法人を立ち上げ、学食の運営や下宿の斡旋を行っています。下宿の紹介は、そのシー・アイ・ティーサービスを通じ、ナジックさんに業務委託しています。

以前は下宿の紹介も学生課が一手に担っていました。しかし、学生課の窓口が開いているのは、土曜は12時までで、日曜・祝日は閉まってしまいます。親御さんが下宿を探しに来るのはたいてい週末です。例えば土曜日に紹介した中で気に入った物件が見つからず、次の日に来られても、学生課の窓口は閉まっています。それに、土地勘のない親御さんが、自分たちだけで1日にいくつもの物件を回るのは限界があります。また、学生課で紹介していたころは、入居後のトラブルも学生課で対応していましたから業務の負担は大きく、限界を感じていました。そんなときご縁があり、ナジックさんへ業務を委託するようになりました。

合格した学生が部屋を探しやすいように「お部屋探しマニュアル」「アパート・下宿物件一覧表」を作成していただいているので、親御さんはそれを見て、検討してから部屋を見に来ることができるシステムになっています。また、室内の間取り図だけではなく、物件の外観なども用意されており、学生課で紹介していたころより、ずっと情報量が多いのも、親御さんや学生にとっては大きなメリットだと思います。物件の詳しい内容の説明も、きめ細かい対応をしていただいています。

何より感謝しているのは、アフターサービスです。例えば、学生が入居したものの、電球が切れている、備え付けの冷蔵庫が動かないなどの不備が重なり、親御さんから学生課にクレームが来たことがありました。親御さんから管理会社に言っても対応が悪く、困っていらっしゃいました。そこで物件紹介の窓口であるナジックさんに連絡すると、すぐに対応していただき、その迅速さと親身さで親御さんにも納得していただけました。そういった面倒見のよさもあり、ナジックさんには学生の生活に関わる大切な一部門を、アウトソーシングでやっていただいているという感覚です。

学生数などの規模は一段落 内容の一層の充実を図りたい

地域貢献などの試みがあれば教えてください。

市民公開講座を開いたり、図書館を近隣住民に開放するなど、地域との交流を行っています。また、4年前から「産官学融合センター」を立ち上げ、知的財産関係の仕事を取り入れるなど、教員のマンパワーや専門領域を企業など外部の組織と結び付けやすくするための試みを実施しています。

最後に、学生へのメッセージをお願いします。

一般的に大学のポテンシャルをひとことで言い表せば、充実した施設・設備と質の高い教育、つまり学生にとって魅力ある教員組織に尽きると考えています。前者に関してはその一例として、津田沼・芝園両キャンパスにおいて、再開発計画が進行中ですし、特に芝園校舎にフィットネスやスカッシュコート、バスケットコートを備えるなど、学生にとって快適な空間作りを心がけています。

学生には、目的意識を持って勉強し、専門知識をしっかりと身につけてほしいと思います。モチベーションがあるかないかで、学習意欲も効果も大きく違ってきますからね。2009年には、社会システム科学部金融・経営リスク科学科や大学院に未来ロボティクス専攻も誕生し、より幅広い学習が可能になります。本学で学んだ専門知識で社会に貢献しつつ、自立して生きられる人間になってほしいですね。

株式会社学生情報センター
ナジック学生情報センターグループは、学生マンションや学校直営寮の管理・運営、アルバイト・インターンシップのサポート、そして学生イベントの支援を積極的に展開し、次代を担う学生を応援する「教育環境創造企業」の実現を目指します。

※ナジック学生マンション(749.jp)
本記事は(株)学生情報センターが2009年3月に発行予定の「学生下宿事情2009」より抜粋したものです。
※取材時期・内容は2008年度現在となります。