学生の下宿事情は「学生下宿事情」

学生マンションのナジック
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名古屋女子大学(Nagoya Women's University) https://www.nagoya-wu.ac.jp/
1915年(大正4年)創立。小学校をのぞく幼稚園から大学院までを有する女子総合学園。「親切」を根幹に、力強い職能人であり、よき家庭人としての女性の育成を信条とする。2003年に発表された「禁煙・無煙宣言」に基づき、校地内を完全禁煙とする取り組みでも注目を集めている。

下宿率は低め ワンルームマンションタイプが人気

まずは御校の下宿生の割合を教えてください。

本学は大学院・大学と短期大学部からなり、大学には2252名、短期大学部には902名、合わせて約3150名の学生が在籍しています。全体の学生数に対する下宿の比率は大学が約20%、短期大学部が約12%、人数にすると大学と短期大学部を合わせて約550名になります。このとおり下宿生は全体の2割弱しかおらず、本学において下宿率は低いといえるでしょう。下宿生の内訳をみると、愛知県を含む岐阜・三重・静岡県出身の学生が約62%、長野県を含む福井・金沢・富山県出身の学生が約27%、それ以外が約11%となっており、大半が東海・北陸地域からやって来る学生です。

近年はどのようなタイプの物件が人気でしょうか。

やはりワンルームマンションが人気です。以前はトイレとお風呂がユニット式でも特に構わなかったのですが、最近はセパレート式で比較的築年数の浅い物件を希望する学生が増えています。本学では5年ほど前から下宿紹介業務をナジックさんに委託しています。現在、ご紹介いただいている、ナジックさんの学生マンションと家主物件に、加えて今年の春に新しく開設する学生寮の紹介業務と管理をお願いしています。ナジックさんの学生マンションの中に大学が認定した「指定マンション」とよばれるマンションがあります。これは本学生にとって通学に便利で、24時間・365日体制で管理され、安全性にも優れたマンションのことで、今のところ7物件を該当物件として認定しています。本学の下宿生では、毎年6割近い学生がナジックさんの学生マンションを利用しています。ご紹介物件の大半は、今いる汐路学舎まで徒歩か自転車で15分圏内にあり、スーパーやコンビニ、地下鉄駅にも近く利便性に優れていること、また周辺環境(治安)がいいことなどが支持されているのだと思います。汐路学舎に通う学生は周辺に下宿するケースが多いのですが、ここからバスで15分ほど離れた天白学舎に通う学生でも、この近辺に下宿する学生が結構いるようです。というのも汐路学舎は地下鉄桜通線沿線にあり、名古屋駅や繁華街まで地下鉄一本で出られるので利便性がいいんです。また、ここから天白学舎までは無料のスクールバスを運行しており、「無料バスを利用できるなら」と、より利便性のいいほうを選ぶようですね。

2008年春、学生寮が装い新たにオープン

この春に開設されるという学生寮について、もう少し詳しく教えてください。

汐路学舎から徒歩10分の山崎川沿いに立つ学生寮は、「華のある生活空間」をコンセプトにしたワンルームマンション型の寮です。3年ほど前まで同じ敷地に本学の学生寮がありましたが、老朽化により取り壊しが行われ、廃止されました。以後も学生寮について度々お問い合わせがあったこと、また学生をひとり暮らしさせる親御さんの安心を考えると、大学としては学生寮を持っていたほうがよい、という結論に至りました。

大きな特徴としては、まずひとり一部屋のワンルームマンション型であること。そして、オール電化でガスを一切使用していないこと。さらには、防犯監視カメラやオートロックシステム、侵入者感知セキュリティシステムなど万全なセキュリティ設備を完備していることです。ワンルームタイプではありますが、学生寮ということで「門限は11時」という規定を設けています。それも女子寮としての生活指導と安全対策の徹底を考慮してのことです。そのほうが親御さんも安心されますからね。

ナジックと手をとり合って下宿紹介事業の内容を充実させる

下宿を希望する学生に対しては、どのようなサービスを行っていますか。

オープンキャンパスのときに学生寮や学生マンションの相談窓口を設けています。一方、入学が決まった学生に対しては、12月と2月の年に2回、2日間にわたって下宿相談会を開いています。この相談会については、ご案内書類を合格通知書の中に同封して告知しています。これらいずれも運営は当学生支援センターで行っていますが、実際の業務の遂行はナジックさんにお願いしています。

最後に、学生の住環境に対する御校の今後の取り組みについてお聞かせください。

先ほど述べた学生寮の開設は、本学における一大プロジェクトのひとつです。親御さんから学生をお預かりする立場として、学生には学生寮という一社会で規則に則って生活するように、また親御さんには遠くにいても安心してお過ごしていただけるように、しっかりとした運営を行っていきます。

それにともない、ナジックさんとの協力体制も欠かせません。われわれとしては、下宿紹介業務をナジックさんに委託したことにより、それまで同業務に費やしていた時間をほかの学生支援サービスにあてることができて、とても助かっています。これまでナジックさんの学生マンションに住む学生から苦情が寄せられたことはなく、安心してお任せしています。学生の親御さんがお住まいの地方で災害があったときなども、現地の状況を確認して報告してくださったりと、細部まで行き届いたサービスには感心しています。

ナジックさんでもしっかりと体制を整えていただいた上で、これからも引き続き、学生への充実したフォローをお願いしたいと思っています。

株式会社学生情報センター
ナジック学生情報センターグループは、学生マンションや学校直営寮の管理・運営、アルバイト・インターンシップのサポート、そして学生イベントの支援を積極的に展開し、次代を担う学生を応援する「教育環境創造企業」の実現を目指します。

※ナジック学生マンション(749.jp)
本記事は(株)学生情報センターが2008年3月発行の「学生下宿事情2008」より抜粋したものです。
※取材時期・内容は2007年度現在となります。