学生の下宿事情は「学生下宿事情」

学生マンションのナジック
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同志社大学(Doshisha University) https://www.doshisha.ac.jp/
新島襄が1875年に設立した同志社英学校を前身とする大学で、その歴史は130年余。常に「一国の良心たる人物の育成」を目指し、自由に満ちた学風のもと志ある若者を育む。2008年春には「スポーツ健康科学部」「生命医科学部」を新設。時代のニーズに応える教育改革を積極的に行い、世界へも目を向ける。

設備重視と低額希望下宿に二方向のニーズ

現在、何割の学生さんが下宿生活をしていますか?

本学には学部生が約23,000名、大学院生などを合わせると25,000名ほどが在籍していて、そのうち4割近くが下宿生活を送っています。西日本出身者が最も多いですが、中京圏からの学生も少なくありません。入試は全国で行われているので、学生も全国から入学します。

学生さんの下宿に対する考え方で何か特徴はありますか?

本学の場合、文科系の学生は一、二年生時に京都府南部の京田辺校地で学び、三年生になって京都市内の今出川校地に移ります。京田辺付近で下宿し、今出川まで通うとなると通学が一時間近くとなるため、三年生になると引っ越しをする学生が多いです。

そのため、早い時期から住みたい場所や希望する設備、具体的なマンション名など時間をかけて考えている学生が多いと思います。その分、下宿に対する希望や思いというのは強いかもしれませんね。

では、どのような下宿先を希望されるのでしょう?

大きな流れとしては、設備が整っていて利便性の高い下宿を望む学生が増えてきています。特に女子学生の場合、親御さんの意向もあり、設備に加えてセキュリティ重視になるようです。親御さんからは学生の男女を問わず食事面を心配される声も多く、食事付きの住居はないかといった相談も受けます。

その一方で、経済的に負担の少ない低額物件の相談もあります。全体割合で言えばそれほど多くはないかもしれませんが、希望に沿う物件の紹介にもしっかりお応えしています。

寮代わりの専用ハウスなど提携拡大でメリット充実

大学で運営されている寮もあるのですか?

京都市内に男子寮が4棟、女子寮が2棟あります。舎費は低額で、また入寮選考は家計審査を行うなど経済的支援も考慮しています。多くの一年生が通う京田辺校地の近くには、ナジックさんにも協力いただいて学生寮に代わる食事付専用学生ハウスを設置しました。家賃は比較的安く抑えています。

平成20年4月には京田辺校地に「スポーツ健康科学部」と「生命医科学部」の二学部が新設されます。理科系学部だと実験や実習で帰りが遅くなる学生も多いですし、食事付きで便利のいい物件は貴重です。共同設備があるので、通常のワンルームマンションだと同じマンションでも顔を合わせないことが多いですが、共同設備があれば学生同士が親しくなる、いい機会にもなるのではと思います。

学生さんのニーズに応えるための取り組みについて教えてください。

より良い設備や学校までの距離が近い物件を求める声が多いため、まずはそのニーズに応えるべく、去年から学生専用マンションの整備に取り組み始めました。

今出川校地と京田辺校地の近くにそれぞれ、本学100%出資の子会社とナジックさんとで共同開発・管理をしていただいている学生専用マンションがあります。

周辺の低額物件に関しては、下宿紹介業務をナジックさんに委託しています。以前は大学で紹介していたのですが、学生支援課の開いていない土曜日・日曜日に探したいというニーズが高まっていましたから。現在はナジックさんが土日も対応され、非常に便利になりました。

ナジックが学生を後押し情報提供などに期待

ナジックの活動をどう思われますか?

下宿を充実させていく上でのサポートだけでなく、下宿生の現状や学生全般の情報も教えていただけるので、非常にありがたいなと思っています。何かちょっとした問題がある学生は学生支援課に訪ねて来るから分かるのですが、普通に生活している学生の姿は意外と見えてこないんです。

それに学生にもさまざまな情報や機会を提供していただいています。ナジックさんの事業は幅広く展開されていて、株式会社ナジック・アイ・サポートで、学生のインターンシップも支援されていますよね。そのような事業は、学生にインターンシップやアルバイトなど、良い経験となるきっかけを与えていただいていると思います。そのようなサポートは今後もずっと続けてほしいですね。

最後に、今後の展望についてお聞かせください。

2013年に文系の学部が今出川校地に移り、学生が5、6000人増える予定です。ということは約2,000人ぐらいの学生が今出川校地の近辺で新たに下宿を始めることになります。

今後は下宿先の確保が大きな課題です。希望としては本学学生専用マンションを広げていけたらベストだと考えています。

一方、京田辺校地は理科系学部がメインになるので、新田辺の専用学生ハウスのような食事付きで利便性のある住居を充実させていきたいですね。

どちらの校地で学ぶとしても安心して暮らせるように、ナジックさんの力も借りつつバックアップしていきます。

遠方から来る学生さんも心配せず、本学に学びに来ていただければと思います。

株式会社学生情報センター
ナジック学生情報センターグループは、学生マンションや学校直営寮の管理・運営、アルバイト・インターンシップのサポート、そして学生イベントの支援を積極的に展開し、次代を担う学生を応援する「教育環境創造企業」の実現を目指します。

※ナジック学生マンション(749.jp)
本記事は(株)学生情報センターが2008年3月発行の「学生下宿事情2008」より抜粋したものです。
※取材時期・内容は2007年度現在となります。