ニーズ、お部屋探しの方法などをナジックの取組みとともに紹介しております。
ナジック学生情報センターグループは、学生マンションや学校直営寮の管理・運営、アルバイト・インターンシップのサポート、そして学生支援を積極的に
展開し、次代を担う学生を応援する「教育環境創造企業」の実現を目指します。
麻生専門学校グループでは、福岡キャンパスという名称で博多駅近くに5校、そのほか福岡市内に2校、北九州市に3校、飯塚市に1校を展開していまして、グループ全体の学生数は約5,500名です。
この規模は九州では最大、西日本でもかなり大きな部類に入るのではないでしょうか。
2007年度の調査では、一人暮らしをしている学生が約3割。そのなかの約18%が学校の直営寮、約12%が紹介寮に入っています。そして残りの70%が一般のアパートやマンションに入居しているという状況です。
福岡キャンパス以外は自宅から通学する学生がほとんどですから、下宿生の大半は福岡キャンパスの学生といえます。福岡は、九州各県から人が集まってくる求心力のある都市ですからね。
昨今の経済状況もあり、基本的には低価格志向なのかなと思います。ただ現実には、設備面やセキュリティの整っている物件を見ると、やはりそちらを選ばれますね。
高級志向とまで言いませんが、「住めれば何でもいい」という感覚でもないようです。
食事付きの学生寮、ナジックさんの学生専用マンション、一般のアパート・マンションの3タイプに分けて、学生や保護者様のニーズに合った物件を紹介しています。最近は7から8月から業者が入居募集されていますから、合格発表の前にまず住居を確保するという形になりつつありますね。
寮については学校の直営が4棟あり、保護者様からは「学校直営だから安心」という声をよく聞きます。ただし学生本人は必ずしも「寮に入りたい」と望んでいるわけではなさそうですけどね。
一般のアパートやマンションと違い、ナジックさんのマンションは「学生専用」というところが一番大きいですね。
それまでは学生寮とアパート・マンションの2つだけでしたが、「学生専用マンション」という新しいジャンルが登場したと考えています。
学生専用マンションは、学生にも保護者様にも非常に人気が高いです。
学生にとっては学生寮の門限など規則にとらわれない自由さが魅力でしょうし、保護者様にとってはオートロック完備や24時間の相談窓口が大きな安心感につながっているのでしょう。
私の個人的な考えとしては、学生専用マンションは社会人になる一歩前のステップとして利用するのがベストだと思っています。親元を離れたばかりの1年目はまず食事付きの学生寮で基本的な生活スタイルを身につけ、2から3年目から学生専用マンションに移って社会人の準備をするのが理想的なんじゃないかと。そうすれば、住居面でも「社会人になるための基礎を養う」という私たちの教育方針が活かされるのかなと思いますね。
開校当初から本学には「社会に旅立つ学生に、専門知識はもちろん、社会人としての基本的な人間性やマナーも身につけてほしい」という思いがあります。
ですから、保護者様にはちょっと差し出がましいかもしれませんが、学生のしつけには今後も力を入れていく方針です。
また学生に対してのサービスはもちろん、保護者様に提供できるサービスも検討していきたいですね。一人暮らしをしたことがない保護者様の場合、初めて「子どもが一人暮らしをする」となったときにどうしていいかわからず、大きな不安を抱えられます。
私もちょうど保護者様と同じくらいの年齢で親心はよくわかりますから、安心できるようなサポート体制をつくっていければと考えています。
本学では学生と企業の要望に応えて、2008年春に「麻生工科自動車大学校」を開校する予定です。また「麻生外語観光カレッジ」にパティシエ育成の学科を新設します。
その他さまざまな学科を用意していますから、興味のある分野にチャレンジしてほしいですね。地方から福岡に出てこられる方は、今まで住んでいた環境との変化に戸惑うこともあるでしょう。
でもクラスの担任や心理カウンセラー、学生課の私たちが親身になって相談にのります。
新生活のことは安心して、勉学に励んでください。新しい出会いや発見を大いに受け止め、感動してもらいたいと思います。