ニーズ、お部屋探しの方法などをナジックの取組みとともに紹介しております。
ナジック学生情報センターグループは、学生マンションや学校直営寮の管理・運営、アルバイト・インターンシップのサポート、そして学生支援を積極的に
展開し、次代を担う学生を応援する「教育環境創造企業」の実現を目指します。
わが校は専門学校ですので、就職を第一の教育目標とし、「キャリアフォーカス」という言葉をキーワードに掲げております。マンガ科やイラストレーション科など、作家系のコースに在籍する学生は、デビューすることが目標となります。
入学を希望される方が体験入学や学校見学に参加された時点から、私どもが「カルテ」と読んでいる記録簿の記入を始めます。入学後の成長記録、身についた技術、最終的な目標、希望職種といった項目について、個人面談を通して担任がカルテに記入していきます。最終的にはその記録をもとに、専門のスタッフが学生の希望する職種、会社への就職斡旋や支援をしております。
わが校の就職相談室は、「DE・S・TA」という愛称で呼ばれています。ここには就職情報だけでなく、さまざまな業界情報、変化の激しいデザイン業界の現場や職種に関するデータが集約されています。学生の就職に対しては、十分なサポート体制を敷いているものと自負しております。卒業後2?3年を経ても、転職を希望する卒業生には仕事斡旋のサポートを行っています。
またカリキュラムは専攻学科以外の授業を選択することが可能です。選択教科は100講座ほどあり、たとえばファッションデザイン科にいても、グラフィックデザイン科の広告の授業を受けることができます。
「やりたいこと」に合わせて100講座もの中からスキルを身につけることができるのは、専門学校でもわが校だけではないかと自負しています。また学生には「得意なこと、好きなことを徹底的にやりましょう」と話し、得意なこと、好きなことを継続して追求するのは結果的に学生の自信につながります。
2000人中、親元を離れて下宿している学生は3割ぐらいです。入学前の相談会のときに、担当職員が住居に関してのご相談をお伺いし、必要なアドバイスを差し上げております。今はインターネットを使えば必要な知識を手に入れることができますので、新入生も住宅に関する豊富な情報を持っていますよね。
学生からのご質問の内容を具体的にいうと、自分が住みたいと考えている街の様子はどうか、アパートやマンションの周囲はどのような雰囲気か、環境はどうか、近くにコンビニエンスストアはあるか、安全性は保たれているか、などといったお問い合わせが多いようです。
学生からご相談を受けたときには、住宅サービスの情報として、物件のチラシやパンフレットなども差し上げております。
ワンルームタイプのマンションは概ね人気がありますね。家賃の兼ね合いがつけば、みな住みたいと思っているようです。
女子学生は「こんなところに住みたい」というイメージなり理想をお持ちのようで、やはりきれいで設備が整った物件を希望されます。また、女子学生をお持ちの親御さんは、多少お金を払ってでも安全な学生マンションに住ませたいとお考えになるようです。
男子学生ももちろん、きれいなところに住みたいという願望はあるのでしょう。そう思う一方で、予算内の家賃に納めるということを優先しているようにも見受けられます。
学生が一人暮らしをする理由としては「距離的に通学するのがむずかしい」というのが圧倒的ですよね。しかし、さまざまな理由から、中には通学できる距離ですが一人暮らしを希望する学生もいます。
状況に応じてですが、「自宅から通えるなら多少無理してでも通いなさい」とアドバイスさせていただくこともあります。
不平や不満はまず聞きません。学生マンションはきれいですし、いろいろと設備やサービスも整っているので、入居する学生は快適に暮らし、住まいに充分満足をしているのだと思います。
住宅の斡旋のみならず、生活に必要な情報の提供や、しっかりとしたセキュリティなどサービスは申し分ないと思います。
近頃は新聞やテレビの報道でも目にされるように、さまざまな事件が地域を問わず頻繁に起こっています。セキュリティがしっかりしているというのは、目下のところとても重要なことだと思います。学生が一人で暮らしていて、予期せぬ病気や怪我で登校できないということもありえます。
本来、学校が対処できればよいのですが、学生の個々の住まいや生活状況にまで目を配るのは難しいことです。学生の様子など、私どもにも情報を流していただけると、とても安心できます。
今後、ナジックさんに試みていただきたいのは、学生マンションに住んでいる学生たちと地域のコミュニティなどを繋ぐ事業を運営をしていただけないかということです。人間関係も希薄になりつつある今だからこそ、学生と町の人々とがふれあえる場所を提供していただけたら、すばらしいと思うのです。