ニーズ、お部屋探しの方法などをナジックの取組みとともに紹介しております。
ナジック学生情報センターグループは、学生マンションや学校直営寮の管理・運営、アルバイト・インターンシップのサポート、そして学生支援を積極的に
展開し、次代を担う学生を応援する「教育環境創造企業」の実現を目指します。
広島と、岩国市など山口県の東部が通学圏内になります。県外は島根や四国、遠くは沖縄からの学生もいますよ。学生数は、調理師科、製菓衛生師科を合わせて約400人。そのうち65%が自宅通学生、35%が下宿生。もっと細かくいえば、全体の10%は学校の寮住まい、25%がナジックさんの学生マンションを含めた指定不動産会社からの紹介物件に住んでいます。
合格者へ送る「入学のしおり」で学生寮の案内をしていますが、寮は全部で25室しかないので絶対数が足りません。ナジックさんを含めて3社の会社に本校専用のパンフレットを作っていただき、入試のときにそのパンフを自由に持ち帰ることができるようにしています。その後は正直なところ学生任せにしており、各社へ問い合わせてもらうという形です。契約は自己責任で自由ですが、できれば学校の指定業者で借りてほしいと考えています。古くから付き合いのある業者がほとんどなので、何かトラブルが起こっても対応しやすいですからね。
2002年に学校が移転して、寮が遠くなりました。逆に、新しく移転した近くに、ナジックさんの学生マンションがあったんです。充実した設備に加えてセキュリティー面もしっかりしていますし、学生専用マンションとして責任をもって管理されている。良い物件だと思いました。学校が紹介しているほかの不動産会社は、1社あたり100件もの物件があり、学生が決めかねているといった状況もみられます。学生マンションは、彼らにとっても良い選択肢になると思いました。
「家賃が安い物件」と「家賃が多少高くても安心できる物件」という、二極化の傾向にあります。特に男子は3万円台の物件でいいという学生は多く、女子学生は、きれいで清潔なマンションを好みます。セキュリティー面の充実は、保護者の方の要望が高いですね。
入居している女子学生に聞いてみたところ、問題なし。好評です。部屋が広くてきれいという声はよく聞きますし、セキュリティー面での安心感は高いようです。
私たち広報担当者が、各地で行われる学校説明会に行ってお話します。家族と離れて一人暮らしをする不安が小さくなるように、親身になって話をします。
県外からの学生は、そうやって私たちの話を聞いて入学を決めてくれた子ばかり。自分が話した学生は入学後も気になりますから、積極的に声をかけて学校生活がうまくいっているかを聞きますよ。
やはり住まいに関する質問は多いです。親御さんにとっては「安心して預けられるかどうか」が重要になる。遠ければ遠いほど、親御さんは学生寮を望みますが、先ほどお話したように通学には多少不便です。そうなると、候補に挙がってくるのはナジックさんの学生マンション。一歩踏み込んだセキュリティーの信頼度は、高いですよ。
県外からの学生は、ほぼ100%といっていいくらい、アルバイトをしています。というのも、酔心ではアルバイトを課外実習と位置づけ、学生支援システムとして取り組んでいるのです。
飲食店でのアルバイトは、学校で学んだことを実地で生かせて勉強になり、さらに給料までもらえ、一石二鳥です。しかし、夜遅くまで働いて、次の日に学校に遅刻するようでは本末転倒ですので、学校から飲食店にお願いし、最低賃金や夜9時までという条件を取り決めて、学生に斡旋しています。広島で調理師を育ててきた37年の実績があるので、地域の飲食店にはご理解いただいています。
地域貢献は常に意識しています。学校がある地区の催しがあるときは、学生が食べ物の出店を出して地域交流もはかりますしね。県や市からの依頼を受けて、小学校を中心に食育の取り組みもしています。その取り組みが認められ、先日県知事から表彰を受けました。
「包丁を研ぐ前に心をみがけ。」が教育理念です。人の口に入る食べ物をつくる者として、挨拶などの礼儀はもちろん、身だしなみも厳しく指導します。創立者の言葉に「人の生命と人格を左右する食の道は、尊い。この道を志す者にふさわしい人間になろう」という意味のものがあります。いつの時代も、目指すものは変わらないのです。