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大阪経済大学(Osaka University of Economics) https://www.osaka-ue.ac.jp/
1932年に前身の浪華高等商業学校を開設して以来、経済・経営系の大学として発展。1997年に経営情報学部、2002年に人間科学部を開設し、4学部になるとともに、各学部や大学院の充実をはかる。教育の基本理念である「人間的実学」を軸に、インターンシップやフィールドワークなどに力を入れているのも特色である。

学生サービスを向上させるためナジックに下宿紹介業務を委託

4年制大学としては数少ない、大阪市内に主要キャンパスを有する都市型大学だとお聞きしました。下宿生の割合はいかがですか?

現在、学部生と大学院生を含めて約7,500名が学んでおり、そのうちの1,700名近くが下宿しています。割合でいうと2割強ですね。やはり最寄り駅から梅田へ約15分という立地は学生にとって魅力的かもしれません。

下宿紹介業務をナジックに委託していただいていますね。

2002年から委託しています。それまでは学生部で依頼のあった家主さんや不動産業者の物件を登録し、掲示板で案内していました。ただ学生部の職員は不動産の専門知識を充分には持っていませんから、入居時・退去時等のトラブルに充分には対処しきれないという問題がありました。また以前は主に1月以降の土日に下宿希望の学生や親御さんの相談にのっていましたが、入試が長期化することによって職員だけで対応することが難しくなってきました。

そこで、新入生や親御様へのサービスの向上という面では、不動産のプロで大学事情にも詳しいナジックさんにお任せしたほうがいいだろうと判断したわけです。

実際、ナジックさんにお任せしてからは、職員が下宿紹介やトラブル対応に時間を取られることがなくなり、今後の下宿のあり方を検討するなどの本来的な学生部の業務に注力できるという点で非常に助かっていますね。

今でもナジックさんに女子学生向けにセキュリティーのしっかりした物件を紹介してもらうよう依頼したり、逆にナジックさんのほうから学生の状況をご報告いただいたりと、きめ細かな連携を図っています。大学から親御さんに対して「安全・安心な下宿紹介を行っています。」とお伝えできるのはありがたいですし、ナジックさんのサービスを利用している学生から「対応がいい。」と評判を聞いたこともあります。

各種イベントの開催などで下宿生の孤立化を防ぐ

学生にはどんなアパートやマンションが人気ですか?

昔ながらの古い木造アパートよりもワンルームマンションでオートロック付き、トイレとお風呂がセパレートになっている物件が人気です。特に女子学生の場合はセキュリティーがしっかりしているところを望まれますね。家賃が安いにこしたことはないのでしょうが、結果的には比較的クオリティーの高い物件へ入られます。またエリア的には大学から徒歩か自転車で10分以内のところが多いようです。

やはりお子様の初めての一人暮らしというと、親御様もいろいろ心配されますよね。周辺のお店や医療機関についても気にかけられます。本学の下宿生の出身地は、主に近畿内、四国、中国地方。ここ最近は北海道から沖縄まで全国各地から来られています。70周年事業で始めた「17歳からのメッセージ」というコンクール等で大阪経済大学の名が広く知れ渡ったことも一因だと考えています。

下宿生のために取り組まれていることは?

下宿紹介についてはナジックさんに一任していますが、大学では防犯に関する講演会を開くなど、防犯意識を高めてもらうための活動を行っています。また悪徳商法のターゲットにならないように、消費者センターの方に来ていただいて講座を開いたこともあります。

これらには学生同士の輪を広げる狙いもあります。下宿生は自宅通学の学生に比べると孤立化しやすいですから、今後も各種イベントの開催を通じて、楽しい学生生活を送るための基盤を作っていきたいと考えています。

学生を取り巻く人と人が「つながる力」を大切に

御校のコンセプトとなっている「つながる力」にも通じますね。

そのとおりです。本学では学生同士、学生と教職員、教職員同士、現役学生と卒業生、大学と社会などの「つながる力」を大切にしています。全学的な視点でいうと、これまでもインターンシップや地域調査・海外実習などの体験型学習、ゼミナール形式の少人数・交流型教育に力を入れてきました。また、入学から卒業後の進路選択まできめ細かく支援するキャリア・サポート・システムの構築にも取り組んできました。例えば、新入生がスムーズに大学生活を送ることができるよう、職員が担当する「職員サポーター制度」や学生一人ひとりに担当の教員がつく「クラスアドバイザー制度」も「つながる力」の一環です。学生部としても、下宿生に一人寂しい思いをしてもらいたくない。できるだけ気軽に相談してもらえるような雰囲気づくりを心がけています。

今後、ナジックへ期待されることはありますか?

住まいは学生生活の基盤。そこで何か困ったことがあると学業に集中できませんから、今後も学生が安心して暮らせる住まいを提供していただきたいと思います。そして学生には4年間で悔いのない、「大阪経済大学に来て本当に良かった。」と思える学生生活を送ってほしい。それをサポートするのが私たちの役目だと思いますので、ナジックさんとも協力し合いながら、学生の未来をしっかり守っていきたいですね。

株式会社学生情報センター
ナジック学生情報センターグループは、学生マンションや学校直営寮の管理・運営、アルバイト・インターンシップのサポート、そして学生イベントの支援を積極的に展開し、次代を担う学生を応援する「教育環境創造企業」の実現を目指します。

※ナジック学生マンション(749.jp)
本記事は(株)学生情報センターが2009年3月に発行予定の「学生下宿事情2009」より抜粋したものです。
※取材時期・内容は2008年度現在となります。