学生の下宿事情は「学生下宿事情」

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明治大学(meiji University) https://www.meiji.ac.jp/
1881年創立、120年以上の歴史を誇る名門私立大学。2008年に開設された国際日本学部を含む9学部および大学院の9研究科、法科大学院、専門職大学院を擁し、最新の情報インフラを備えた「リバティタワー」がある駿河台キャンパスを中心に21世紀を担う都心型大学として展開する。

下宿生に対し3タイプの物件を紹介

下宿生の割合や居住エリアなどについて教えてください。

1881年に明治法律学校として創立した本学は、東京都内に駿河台と和泉という2つのキャンパス、神奈川県川崎市に生田キャンパスを構え、28,500名の学部生と2,500名の大学院生を合わせて約31,000名の学生が学んでいます。男女比は、男子学生が約7割、女子学生が3割と、本学では昔から男子学生が多いのですが、近年は女子学生も増えつつあります。もっとも多いのは関東圏からの学生で、下宿率は3割ほど。7割を占める自宅通学生の中には、栃木県や群馬県など、あれっと驚くようなところから3時間近くかけて通ってくる学生もいます。

3つのキャンパスの中でも大学の本部機能を備える駿河台キャンパスは、駅近くの街中にあり、地上23階、地下3階の「リバティタワー」をメイン校舎とする都心型のキャンパスです。JR中央線・総武線および東京メトロ丸ノ内線の御茶ノ水駅、東京メトロ千代田線の新御茶ノ水駅、さらには都営三田線・新宿線および東京メトロ半蔵門線が乗り入れる神保町からも容易にアクセスできるため、下宿エリアも方々に散らばっていますが、総武線と都営新宿線沿線に比較的下宿生が多いようです。京王線の明大前駅が最寄りとなる和泉キャンパスの学生は、その多くが京王線沿線に、また小田急線生田駅が最寄りとなる生田キャンパスの学生は、小田急線沿線に下宿を構えています。家賃の相場はそれぞれのキャンパスで異なり、もっとも価格帯の安い生田キャンパス近辺のマンションで65,000円前後。駿河台や和泉キャンパス周辺で新築物件や設備が充実した物件を探すと、7万円は超えてしまいます。

下宿を希望する学生に対し、大学ではどのような紹介を行っていますか?

本学では、マンションやアパートなどの紹介業務を、学生サービスの向上を目的に設立された本学出資の株式会社明大サポートに委託しています。同社では年間を通して下宿の紹介を行っていますが、部屋探しが集中する12月と2月下旬から3月下旬にかけては、和泉・生田キャンパスで「部屋探し相談会」を実施し、週末を中心に親御さんともどもご利用いただいています。それ以外の期間ですと、まずそれぞれのキャンパスにある明大サポート受付カウンターに出向いていただき、そこで物件の種類や提携会社についての説明を受けた後、各自で希望する物件を扱う提携会社にご連絡いただく形となります。

物件の種類は、家主さんと学生が直接契約を結ぶ大学登録物件、学生専用マンション、提携不動産会社物件と大きく分けて3つあります。そのうち大学登録物件と学生専用マンションを希望する学生は、ナジックさんに連絡をとるようにお願いしています。大学登録物件の多くは若干老朽化しているものの、家賃の価格帯が抑えられている点で、学生専用マンションはセキュリティーがしっかりしている点で、提携不動産会社物件はさまざまなエリアで豊富な物件をそろえている点で、それぞれに人気があります。

検討課題は留学生用物件の確保 今後も「安全のナジック」に期待

ナジックのご紹介する学生マンションの評判はいかがですか?

365日、24時間、学生をサポートしてくれる体制があるので、とても好評だと伺っています。特に親御さんは、セキュリティーがしっかりしているということで、一般のマンションやアパートよりも安心感をもたれるようです。より安全で優良な物件を紹介することで、学生・親御さんの不安を取り除き、本学で学ぶことへの安心感につながると思います。

ナジックさんには、現状でも非常に手厚くご対応いただいております。例えばトイレとお風呂はセパレート式がいいなど、近年の学生のニーズに応じる形で、今後もよりよいサービスをご提供いただけるとありがたいですね。

下宿に対する今後の取り組みについて、御校の考えをお聞かせください。

本学では、日本全国から多様な価値観を持つ優秀な学生に集まってもらいたいとの思いから、2007年度入試より全学部統一入学試験を実施しています。2007年度入試は全国5都市、2008年度入試は全国7都市で実施しましたが、これにより回を追って受験者数が増えるとともに、地方からの入学者数も増加の傾向にあります。加えて、2008年4月に国際日本学部という新たな学部を開設し、この数年で確実に学生数が増えること、さらには国際教育に積極的に取り組む大学として、留学生30万人計画を視野に入れていかなければならないことを考えると、今後ますます住居政策に力を入れなければなりません。

なお、本学には700名強の留学生が在籍しています。留学生の受け入れに向けた1つの取り組みとして、招聘研究者と交換留学生が利用できる留学生用宿舎「和泉インターナショナルハウス」を和泉キャンパスから徒歩5分の場所に建設しており、2009年春には竣工する予定です。しかし、これではまだ十分といえず、例えば留学生用に物件を借り上げるなど、新たな対策も探っていかなければならないと心得ています。下宿をする学生にとって、住居とは、もっとも根本にある事柄ですからね。

本学では、住居紹介だけではなく、ナジックさんの「アイネス」を利用したアルバイト紹介、その他に修学支援、健康支援、経済支援、相談・メンタル支援、就職・キャリア支援など、さまざまな側面から学生をサポートする体制を整えております。学生のみなさんには安心して入学して、本学だけでしか体験できない充実した学生生活を送っていただきたいと願っています。

株式会社学生情報センター
ナジック学生情報センターグループは、学生マンションや学校直営寮の管理・運営、アルバイト・インターンシップのサポート、そして学生イベントの支援を積極的に展開し、次代を担う学生を応援する「教育環境創造企業」の実現を目指します。

※ナジック学生マンション(749.jp)
本記事は(株)学生情報センターが2009年3月に発行予定の「学生下宿事情2009」より抜粋したものです。
※取材時期・内容は2008年度現在となります。