学生の下宿事情は「学生下宿事情」

学生マンションのナジック
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京都産業大学(Kyoto Sangyo University) https://www.kyoto-su.ac.jp/
1965年に開校。建学の精神は「最高学府は、社会を支える人材育成の産業(むすびわざ)であるべき」。世界と地域に貢献できる、知識と実行力を持ったリーダーたちを育成する。キャンパスは京都文化発祥の地といわれる上賀茂・神山のふもとにある。

時代の変化にともない下宿の管理体制も整備

まずはじめに、学生さんの下宿状況についてお聞かせください。

本学には、約13,000名の学生が在学しています。その内訳は、男子学生が70%、女子学生が30%となっています。また、西日本出身の学生が多く、特に関西地域出身の学生が70%を占めています。学生の通学区分は、60%が自宅通学、40%が自宅外通学となっています。

本学では新入生を対象にした学生寮を設置しており、これは単なる寄宿舎ではなく、建学の精神、学寮の理念にのっとった生活の場であると同時に、学習・教育の場として位置付けています。新入生を対象とした男子寮「追分寮」と女子寮の「葵寮」の他、体育寮である「神山寮」、「津ノ国寮」、「五常寮」、「賀茂川寮」を設置しています。ただし、これらの寮の収容定員は合計640名となっていますので、自宅外通学の学生の多くは、下宿や学生マンションに入居しているのが実情です。

時代と共に下宿を取り巻く環境は変わりましたか。

世の中が大きく変化しているのと同様に、開学当初から大きく変化しています。下宿のスタイルが「間借り」中心であった開学当初は、下宿先の大家さんや他の入居者との間に、家族のような緊密なコミュニケーションがあったと思います。大学キャンパス内で学び得ない、人間形成を図る貴重な環境があったのです。

バブル絶頂期の平成に入った頃から、ワンルームマンションへ入居する学生が増えはじめ、それまでの共同生活からシングルライフへの転換期になったと思います。大家さんや他の入居者との関わりが減少し、生活を干渉されることがなくなったことは一見、学生生活を謳歌できそうな環境と思いがちですが、孤立・孤独や他者への思いやりが失われる、そのような局面にさしかかっていると考えます。

平成17年4月から、大学が全額出資して設立した「(株)サギタリウス企画」に下宿に関係する業務の全てを委託し、これまでの下宿業務のスタンスを維持しながら、大学指定業者9社との提携連絡を一本化しました。この(株)サギタリウス企画を通して、大学と大学指定業者が緊密な関係を保ちつつ、これまで以上にスムーズな業務が行えるようになっています。例えば、以前は合格した学生に各業者が下宿案内のパンフレットを発送していましたが、今では一冊にまとめ、入居する学生側の視点にたって、物件を選びやすく、分かりやすい内容にしています。

学生さんの下宿への要望も近年、変化がみられますか。

経済情勢が長期に渡って低迷している影響を受けているのか、物件選びに堅実な姿勢を見せる学生が増えてきたように思います。遠距離通学する学生が増えており、また、以前はユニットバスからトイレ、バスはセパレートが必須という時期がありましたが、それも崩れてきている印象があります。

本学は京都市内でも最北の地にキャンパスがありますので、通学にもバイトにも交通の便がよいところと、立地を重視する学生が多いように思います。

京都の親代わりが理想温かみのある交流を

大学側として、学生さんの下宿に望まれることは?

今までになかった犯罪が頻発しているこのご時世では、やはりセキュリティー面で安全性を担保して欲しいと考えています。ただし、それは機械的なもののみではなく、温かみのある人と人との交流があってしかりだと思います。機械的なセキュリティーの度合いが上がると、逆に人との関わり、すなわちコミュニケーションが無くなっていきます。学生がひとりにならない、京都の親代わりになってくださる。そんな大家さんがいる下宿先が理想ですね。

多くの業者さんと多彩に提携されておられますが、そのなかでナジックの特色は?

セキュリティーの整備はもちろん、学生の生活面にまで細やかに対応していただいている印象を持っています。トラブルがあったときも迅速かつ親身に対処いただけるので、大学の担当者は安心できます。他の業者さんはどちらかと言えば、「斡旋」に重きを置いて、学生よりも大家さんに目が向きがちです。一方、ナジックさんの目は常に学生に向いています。手厚いサポートをしていただけるので安心しておまかせできます。

学生の生活環境を整えるために、本学でも学生部において、様々な対応をしていますが、キャンパス外の生活では、学生のライフスタイルの変化にともない、目が行き届かない部分が多くなってきました。契約時のトラブルなどはサギタリウス企画で吸収していますが、学生生活が始まってからのトラブルは学生が言って来ない限り把握できません。そこをナジックさんがフォローしてくださるので、非常に助かっています。

不動産の賃貸については、いろんな慣習やしきたりがあり、一般の人間からすれば不透明な部分が多いように思います。その点でもナジックさんのシステムは明瞭で、学生のために動いてくださっているという事が、よく伝わってきます。

これから入学される学生さんへ、伝えたい事は?

受動的な4年間にならないように。いかに能動的に過ごすことができるか。学業はもちろんのこと、善悪の判断を身につけ、将来に向けて動き出すときです。学びの場には教師がおり、クラブ活動や友人関係で身につけることも多いでしょう。卒業後の自分までイメージして本学に飛び込んできてください。今の日本の大学生は、入ってから考えようとして、そのまま4年が過ぎて流れのままにフリーターという人が増えてきていると思います。漠然とでもいいので、夢や目標、いろんなものを抱き、それを実現するために行動して欲しいし、またそれができる4年間であると思います。

下宿選びに関しても、入学後の自分が日々をどう過ごすのかをイメージしながら「能動的に」選んでほしいと思います。夢や目標に向かう4年間は、失敗を繰り返してもいい。理想のキャリアに向けての支援は、本学で十全に用意しています。

株式会社学生情報センター
ナジック学生情報センターグループは、学生マンションや学校直営寮の管理・運営、アルバイト・インターンシップのサポート、そして学生イベントの支援を積極的に展開し、次代を担う学生を応援する「教育環境創造企業」の実現を目指します。

※ナジック学生マンション(749.jp)
本記事は(株)学生情報センターが2009年3月に発行予定の「学生下宿事情2009」より抜粋したものです。
※取材時期・内容は2008年度現在となります。