ニーズ、お部屋探しの方法などをナジックの取組みとともに紹介しております。
ナジック学生情報センターグループは、学生マンションや学校直営寮の管理・運営、アルバイト・インターンシップのサポート、そして学生支援を積極的に
展開し、次代を担う学生を応援する「教育環境創造企業」の実現を目指します。
本学には4つのキャンパスがあり、学部生と大学院生と留学生を合わせて約1万7,000名が学んでいます。そのうち自宅外から通学している学生は約5割ですね。兵庫県内の出身者が約3割、兵庫県以外の近畿圏内からが約4割、残りの約3割が近畿圏外となっています。
ご質問のとおり、私ども学生生活課では学生寮の紹介や管理を行っています。学生寮は男子用として住吉寮、住吉国際学生宿舎、国維寮、白鴎寮があり、定員は約950名。女子用は女子寮、白鴎寮があり定員は約180名です。毎年、募集人員の約1.2倍から1.5倍の入寮希望がありますが、個室のある寮に希望が集中してしまい、逆に二人部屋や三人部屋が空いてしまうという状況が出てきています。
学生寮を希望される方が全員入れるよう、また優秀な留学生を多数受け入れる計画もあることから、新たな寮の建設を計画しています。計画中の寮は、男女・留学生・研究者の混住寮で、家賃は民間の相場の6から7割、プライベート空間をしっかり確保したうえで、共同生活の良さも取り込んだものになる予定です。また、二人部屋の住吉寮については、老朽化も進んでいることから、個室化への改修工事を計画的に行っています。
学生寮以外の下宿の紹介については、すべて神戸大学生活協同組合さんにお世話になっています。合格者へ配布する冊子に下宿紹介ページを掲載したり、合格発表シーズンに「お部屋探し会場」を特別に開設したりなど、新入生の下宿探しを全面的にバックアップされていますね。紹介される下宿は、ナジックさんの学生マンションをはじめ、大学生協オリジナルマンションや民間のマンションなど、豊富な物件がそろっています。
神戸では平成7年に阪神大震災が発生し、昔ながらのアパートや間借りの下宿はほとんどなくなりました。そのため現在はワンルームタイプのマンションが主流です。まず親御さんが求められるのは、セキュリティー面。神戸でもピッキングなどによる空き巣が多く発生しており、生協さんから家主さんへピッキング防止の鍵や複数の鍵を付けていただくよう要求を挙げています。また、子どもの健康面を考えて、食堂付きの学生マンションを希望される親御さんもいらっしゃいます。
ナジックさんの学生マンションはいくつか見学させてもらいましたが、一番感心するのはセキュリティー面ですね。24時間体制でストーカー対策・セクハラ相談、メンタルヘルス相談などを提供されていることは、学生にとって精神的にすごく安心ですし、学業や研究にもよい結果をもたらすと思います。
中国四川省で地震が起こった際も、ナジックさんから「○○のナジック学生マンションへ入っている神戸大学の△△さんのお母さんが四川省に行っておられたようですが、安否の確認がとれました」との連絡をいただきました。安全・安心に対してそこまでサポートされていることに感謝するとともに、本当に学生を安心してお任せできる会社さんだと再認識しました。
外食やコンビニの弁当などに頼りがちな下宿生の栄養面を考慮し、学生マンションでの食堂の運営があるといいですね。
それともう1つ、学生マンションならではの共同生活の楽しさを実感できるような仕組みを考えていただければと期待しています。最初から「共同生活をしたい」と願う学生は少ないですが、実際に学生寮へ入って生活するとすごく楽しそうですから。
学生の下宿に関するニーズは私どもよりナジックさんのほうがたくさんお持ちだと思いますので、今後とも助言をいただきながら、お互いに情報を共有しあって学生がより良い学生生活を送れるようサポートしていきたいと考えています。
就職についてはキャリアセンターを設置し、十分にサポートできる体制を整えつつあります。また奨学金については、新たに神戸大学独自の奨学金制度を開設する予定です。
さらに本学ではクラブ・サークルの課外活動も充実しています。学生時代にしか味わえない経験と友人とのコミュニケーションが広がり、将来の自分にとって重要な期間となるでしょう。まずはオープンキャンパスに参加してみてください。