ニーズ、お部屋探しの方法などをナジックの取組みとともに紹介しております。
ナジック学生情報センターグループは、学生マンションや学校直営寮の管理・運営、アルバイト・インターンシップのサポート、そして学生支援を積極的に
展開し、次代を担う学生を応援する「教育環境創造企業」の実現を目指します。
大学という位置づけで言うと、学生数は約31500名。6学部と短期大学部のある本部キャンパスには21,600名が通っています。そのうち67%くらいが近畿圏の学生、それ以外の33%が近畿外から入学している学生になります。ただし近畿圏でも通学困難なエリアから来ている学生もいるので、約4割が下宿生と考えてよいでしょう。
学生部が発行している「下宿紹介冊子」に、個人オーナーの物件と推薦不動産会社17社の紹介を掲載しています。個人オーナーの物件は112件、部屋数が約2,600室くらい。推薦不動産業者の物件は284件、3,276室くらいですね。そのうち25%の学生が、個人オーナーの物件に入居しているのが現状です。
以前は「とにかく家賃の安い物件」に人気が集中していましたが、今は個人のプライベートを重視し、家賃が多少高くなってもセキュリティや設備のしっかりした物件を望む学生が増えています。家賃帯では4万円台から7万円までの物件が多いですね。こうしたニーズの変化は全国的に言えることではないでしょうか。
まず「下宿紹介冊子」に掲載する物件を厳しくチェックするようにしています。例えば、大学や駅に近いか、生活環境はよいか、セキュリティや設備は充実しているか、インターネットが接続されているか、など。学生が過ごしやすい住居かどうかを判断してから掲載するわけです。
また個人オーナーには「今はバス・トイレセパレートが標準ですから、ユニットバスをリフォームされてはどうですか?」というふうに、傾向と対策を提案することもあります。
「安全面」は大きいですよね。オートロックや防犯キーもそうですが、学生に何かあったときにすぐにオーナーと連絡が取れ、対応してもらえるかどうか。ささいな点では、学生がカギをなくして部屋の中に入れなくなってしまった場合、早急に駆けつけてくれる個人オーナーや不動産業者であれば、私たちも安心です。
そういう安全面を考慮し、冊子には単に住居を紹介するだけでなく、引っ越しの手順や不動産用語の説明、緊急時の連絡先、防犯対策などについてもページを割いています。
冊子を制作するにはかなりの時間と費用がかかります。そこで「ホームページに移行しては?」という声も聞かれるのですが、学生部ではやはり冊子のほうが親切だろうと考えています。ネット環境が整っている学生ばかりじゃありませんし、冊子だと親御さんと一緒に見ながら相談することができます。大学としてはホームページにしたほうが楽かもしれませんが、学生や親御さんの「快適なお部屋探し」を考えれば、今後も冊子は継続して発行していくべきだと思います。
ナジックさんは推薦不動産業者17社のうちの1社ですが、入居の割合をみると、他の推薦業者に比べて入居率が高いと言えます。やはり最近の学生や親御さんのニーズにマッチした物件を扱われているからでしょうね。ナジックさんのマンションに入居した学生から、口コミで広がっているのだと思います。
学生相談や医療相談を24時間体制でサポートしてもらえるのは、非常にありがたいですね。
下宿紹介にしてもアルバイト紹介にしても、何かトラブルがあった際は早急に対応し、解決後に報告してくださるので、私たちにとっても心強い存在です。
ナジック学生マンションのような物件が大学の近くにたくさんあれば、学生や親御さんにとっても安心できるわけですから、サービス向上を図るうえで相乗効果は期待できると思っています。
ただ、当校では今後もどこか1社の不動産業者を推薦するのではなく、個人オーナーと不動産業者を含めた多数の物件から、学生に選んでもらうスタンスを取っていきたいと思います。そのためにまず大学側でしっかりと審査し、学生が安心して暮らせる物件や業者を紹介していきたいと考えています。