ニーズ、お部屋探しの方法などをナジックの取組みとともに紹介しております。
ナジック学生情報センターグループは、学生マンションや学校直営寮の管理・運営、アルバイト・インターンシップのサポート、そして学生支援を積極的に
展開し、次代を担う学生を応援する「教育環境創造企業」の実現を目指します。
本学には、東広島キャンパス・霞キャンパス・東千田キャンパスのすべての学部生と大学院生を合わせて約16000名が在籍しています。そのうち自宅生が約15%、アパートやマンションへの入居者が約80%、学生宿舎の利用が約4%、その他約1%という内訳です。8割以上が下宿生ですから、かなり多いと言えますね。
11の学部と12の研究科を有する総合大学院・大学ということで、広島県外からもたくさん入学されます。また県内の学生でも通学に時間がかかるような場合は下宿されるケースが多いです。
特に理系の学生は実験などで学内にいる時間が長いですから、大学の近くに下宿するほうが学問に励めるみたいですね。
毎年3月に、広島県宅地建物取引業協会安芸賀茂支部、全日本不動産協会広島県本部、広島大学消費生活協同組合の協力を得て、大学構内でアパート・マンションの紹介を行っています。
また学生総合支援センターのロビーにアパート・マンションの情報誌を置き、学生が自由に持ち帰れるようにしています。
ただし、学生宿舎の入居に関しては審査が必要なため、大学の願書と同時に入居希望を受け付けています。
学生宿舎は、学生の就学に適した住居を提供し、あわせて良識ある市民として生活体験ができる住居を提供することを目的に設置された施設です。
現在は10棟ありますが、募集人員よりも希望者のほうが多く、宿舎を望むすべての学生が入れないのが現状です。
男子と女子ではやはり女子学生のほうが人気が高く、倍率も高くなります。
親御さんも「管理人さんがいるから安心」と思われるみたいですね。
一番は宿舎料の安さでしょうね。以前、宿舎の学生にアンケートを取ったときにも「家賃の安さが魅力」という意見が圧倒的でした。
実は2005年までは文部科学省が面積に応じて宿舎料を決めていたんですよ。
それが撤廃され、現在は大学が宿舎料を設定していますが、本学では値上げも値下げもしていません。老朽化は否めませんが、そのぶん補修やエアコン設置工事などもしているので、現在の宿舎料が妥当ではないかと考えています。
宿舎の増設については今後の検討課題です。
本学では優秀な外国人留学生の受入れを積極的に推進する計画がありますが、留学生が増えれば宿舎は、当然のことながら足りなくなります。
もちろん留学生だけでなく日本人学生のことも考えなければいけませんし、大学周辺のアパートやマンションとの需要と供給のバランスもある。できるだけ慎重に検討していきたいと思っています。
国立大学も学生サービスの向上や人件費の削減を本気で考えなければいけない時代ですからね。宿舎の外部委託については2006年頃から検討していました。
その結果、委託しても大丈夫な内容について外部委託をスタートさせることにしたんです。アウトソーシングした内容と、本学の管理内容とを分析してみて、費用対効果が顕著に出ていれば、更にお願いする方針です。
九州大学や名古屋大学など、国立大学での実績があるという点が大きかったですね。国が設置する大学として、やはり取引会社の信頼性・実績は非常に重要ですから。実際にナジックさんに宿舎の管理を委託してから、職員の手間やコストがかなり削減できました。今まで5人の職員が関わっていたのですが、今は私を含めて2人です。しかもそれぞれが100%携わっているわけではなく、他の仕事をする時間もあります。予想以上の成果が出ているので、他の宿舎や学生施設の管理もお任せできるんじゃないかと前向きに検討しているところです。
2006年度以降の学部入学生には、通称「HiPROSPECTS」とう教育プログラムが、到達目標型の教育システムとして導入されました。また2006年4月には新しい大学院「総合科学研究科」も設置され、豊かな人間性をそなえたジェネラリストの養成に取り組んでいます。このように本学では「こんな勉強がしたい」という意欲をしっかりとバックアップ。皆さんの目標を実現できる大学だと思っています。